


自動車開発経験が豊富なベテラン技術者による成形性/量産性検討と成形シミュレーションの活用により、最適な工程設計とともに、量産性までを考慮した製品設計へのフィードバックを行います。

シミュレーション技術が発達した現在でも、プレス部品の品質向上の最後の詰めには、ベテラン技術者と匠の技のコラボレーションが必須です。自動車メーカーで量産型製造における品質向上業務で豊富な経験を積んだスタッフが、短期間でのパネル品質向上に活躍しています。

設計、成形シミュレーションから成形、成形結果の評価さらに次の設計へと、レーザー測定器を活用しながら常にPDCAをまわしています。自動車軽量化の要求から、次々と適用が進んでいる新しい材料にも、過去に蓄積したノウハウを応用して対応しています。


最終的には、お客様が量産において、高い骨格精度の車を製造できるよう、試作段階から全面的に協力いたします。
高い骨格精度実現のための第一歩は設計データへのフードバックから始まります。500点にものぼるホワイトボディの全設計データに対して隅々まで検証を行い、精度作り込みのためのフィードバックを行います。お客様との打ち合わせにより、車体精度を保証する上で重要な、車体精度管理部位と公差を決定します。
ものづくりは、車体工程とプレス工程が密接に連携を取りながら進められます。プレス工程における品質向上作業と並行して車体組み立て検討を進め、プレス工程で保証すべきポイントを明確にします。サブアッセンブリーにおける測定結果から、プレス単品への公差内見込みを行います。
最終アッセンブリーの精度保証には、ダブルアーム式の大型測定器を活用しています。単品、サブアッセンブリーから積み上げた測定結果と合わせて、初号車以降の精度向上へ繋げます。

3D AUTOでは「限界突破 NEXT 3D」を合言葉に常に生産性向上に取り組んでおります。
2012年度は外部のコンサルティングの協力を得ながら、専任の3名を中心に、すべての基本となる整理、整頓、清掃、清潔、躾の見直しから、稼働分析による工程見直し、理論原単位に基づく消耗品使用量管理、改善結果の標準化による社内徹底までを強力に推進しています。
試作開発を支えるマンパワー →